12月1日での退団を発表した、宝塚歌劇団星組トップ娘役の舞空瞳（まいそら・ひとみ）さんが4月8日、兵庫県宝塚市で記者会見した。「今まで私に出会い、導き、育ててくださったみなさま、応援し続けてくださったファンのみなさまに、心から感謝の思いで胸がいっぱいです」と語った。
舞空さんは神奈川県出身で2016年に入団。花組に配属された。19年に星組へ移り、同年にトップスター礼真琴（れい・まこと）さんとコンビを組むトップ娘役に就任。華やかな舞台姿に加え、歌やダンスも抜群な娘役として注目を集めてきた。
退団を決めたきっかけは、昨秋の博多座公演「ME AND MY GIRL」でファン時代からあこがれていたヒロインのサリーを演じたことだったという。「本当に胸がいっぱいになり、充実感があふれまして。この気持ちを胸に、（劇団）110周年の節目に決断させていただきたいという思いが芽生えました」
コンビを組む礼さんには、前…
