小田原のどかの展示 1959年に誕生し、ル・コルビュジエ設計の本館は世界遺産の国立西洋美術館(西美)。そこに初めて現代美術家たちを大々的に招き入れる――。こんなやや大仰ともいえる触れ込みの今展だが、所蔵品と現代作品を並べたり、現代作家が所蔵品を解釈したり、という試みは他の美術館では今や珍しくない。こうした指摘を意識し…