9月下旬から10月上旬にかけて開催されたパリ・ファッションウィーク（PFW）2025年春夏コレクションは、デザイナー交代による新体制のブランドが話題となった。
今年6月のメンズコレクションを最後に創業者が退任したドリス・ヴァン・ノッテンは、デザインチームによるショーに初めて臨んだ。チームを構成するのは長年ドリスを支えた社内デザイナーたち。冒頭に登場したパイソン柄のコートや、にじんだ柄の生地を使ったジャケットは、いかにもドリス本人が好みそうな服だ。近く新たなクリエーティブディレクターを迎える予定といい、偉大なデザイナーの創造性がどのように受け継がれていくのか、業界からの視線が集まっている。
ヴァレンティノ、クロエ、ミュウミュウらに勢い
開幕前から話題になっていた…
