発展途上国のインフラ整備や難民支援などの実務を担う国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)のサンジェイ・マサ-・アジア地域局長が来日し、東京都内で朝日新聞のインタビューに応じた。マシュア氏は、紛争地で国連職員が危険にさらされることを懸念しつつ、難民支援などを続ける必要性を強調した。
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UNOPSはパレスチナ自治区ガザやウクライナを含む80以上の国・地域に事務所があり、学校の修復やシェルター整備などのプロジェクトを担っている。各国政府による援助の委託を受けることもある。今年はアフガニスタンで、女性向けのホットラインを設置した。イスラム主義勢力タリバンが女性の就労などを制限する中、貧困などの生活全般の相談を受けているという。
マシュア氏は、タリバン政権…