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大学入学共通テストを受ける受験生たち=2025年1月18日、兵庫県西宮市、有元愛美子撮影

 国公立大入試の2次試験の出願が5日、締め切られた。文部科学省によると、同日午前10時現在の志願者数は、国公立175大学622学部で計38万6930人。前年同期比で3032人減った。

【PDF】各大学の倍率一覧

学部別などの志願者数と倍率は、こちらからご覧になれます(文科省の発表資料をもとに作成)

 内訳は、国立大の前期日程が16万6633人(志願倍率2.6倍)、後期が10万9657人(9.0倍)。計27万6290人で、前年の同期比で2741人減った。公立大は前期が4万7880人(2.8倍)、中期が2万9808人(12.5倍)、後期が3万2952人(10.2倍)。計11万640人で、前年同期比291人減だった。

 前期で倍率が高い大学・学部等は、国立は東京芸術大・美術(12.8倍)▽鹿児島大・共同獣医(9.9倍)▽岩手大・獣医(7.2倍)、公立は山陽小野田市立山口東京理科大・薬(21.3倍)▽釧路公立大・経済(9.1倍)▽東京都立大・法(6.6倍)など。

 後期で倍率が高いのは、国立が宮崎大・教育(29.3倍)▽佐賀大・医(28.6倍)▽一橋大・ソーシャル・データサイエンス(23.8倍)、公立は福山市立大・教育(35.2倍)▽周南公立大・人間健康科(33.3倍)▽愛知県立大・看護(30.4倍)など。

 確定志願者数は19日に発表される。

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