国民民主党の玉木雄一郎代表は19日午前の記者会見で、兵庫県知事選での斎藤元彦氏の再選について「一つの民意が示された。投票率もかなり上がった。この結果は重い」と述べた。また「既存の政党、既存の概念に満足できない民意が存在していると強く感じる。そういったことをどう受け止められるか、これからの政治は問われる」と指摘。「我々とて政策も手法も常に古くなっていると自覚して対応しないと、政党や政治家はすぐ陳腐化する。そういう警鐘だと受け止め、我々も変わり続けたい」と語った。
斎藤氏の勝因について玉木氏は「SNSの影響」を指摘しつつ、「我々、国民民主の(衆院選での)躍進にもSNSが特に影響したと言われるが、これは一つの手段。言っている主張が一番大事」と強調。一方で「選挙になったからと言って急にSNSを始めてもうまくいかない。常日頃からの情報発信、『ネットどぶ板』は大事だと思う」とも語った。