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5年ぶりに復活させる神戸ミーティングの開催について会見するシンガー・ソングライター平松愛理さん=2024年12月11日午後3時48分、神戸市役所、杉山あかり撮影

 「部屋とYシャツと私」などで知られるシンガー・ソングライター平松愛理さん(60)による阪神・淡路大震災の復興支援ライブ「KOBE MEETING(神戸ミーティング)」が、5年ぶりに復活する。震災から30年を迎える来年1月17日に神戸市内で開かれる。

 平松さんは神戸市須磨区出身。当時はツアー中で被災を免れたが、昔のバンド仲間を亡くした。歌で神戸を元気づけようと、震災後の1997年1月17日から神戸ミーティングを始めた。

 各地で災害が相次ぐ中、神戸以外でも歌を届けていきたいと思い、震災25年となる2020年の開催でいったん終わらせた。

 しかし震災30年という節目を前に「(歌を聞いた人が震災について)震災を知らない方々に伝えてもらうきっかけとなる神戸ミーティングを私がやらなければ」と思い、復活を決めたという。

 今回は、兵庫県・淡路島出身の故・阿久悠さんが詞、平松さんが曲と歌を担当した復興ソング「美し都~がんばろや We love KOBE」などを披露する予定だ。

 収益金は震災遺児らの支援施設「神戸レインボーハウス」や「東北レインボーハウス」などにすべて寄付する。

 ライブは1月17日午後6時半、神戸市中央区の「神戸煉瓦(れんが)倉庫K-wave」(078・361・7717)で。前売り券7700円、当日券8200円。チケットぴあなどで20日から販売する。

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