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記者会見をする共産党の小池晃書記局長==2024年9月10日午後3時44分、国会内、磯部佳孝撮影

共産党・小池晃書記局長(発言録)

 2021年の総選挙では、(立憲民主党と)「閣外からの限定的な協力」で合意した。しかし、(立憲の新代表に選出された野田佳彦氏は)最初から拒否している。これは誠実な態度とは言えない。政権をともにしないと明確にされると、緊急の課題を実行する保証もなくなってしまう。

 日本維新の会との協力も野田氏は主張している。しかし、維新は最悪の自民党補完勢力だ。改憲をあおり、経済面でも新自由主義の旗を振る。突撃隊だと私たちは批判してきた。さらに、「共産党は日本からなくなった方がいいと思う」とまで主張している政党だ。

 維新に秋波を送るということと、野党の共闘市民と野党の共闘というのは両立しないと申し上げなければならない。(党本部で記者団に)

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