動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が18日夜、米国で利用できなくなった。規制する法律が19日に施行されるのを控え、運営会社がサービスを止めた。一方、トランプ次期大統領は20日の就任後に、大統領としての権限でサービス停止を90日間猶予する意向を明らかにした。トランプ氏の対応次第で、短期間で復旧する可能性もある。

 米国で約1.7億人の利用者がいる人気のSNSが一斉に使えなくなる異例の事態となった。米東部時間18日午後11時前(日本時間19日午後1時前)にスマートフォンでアプリを開こうとすると、「ティックトックは現在利用できません」と表示され、アプリが利用できなくなった。アップルやグーグルのアプリストアからも消え、アプリの入手や更新もできなくなった。

 メッセージはさらに「米国で…

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