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MIXIのプレスリリース=同社公式サイト

 ITサービス事業者「MIXI」は26日、競輪やオートレースの車券販売を手がける子会社「チャリ・ロト」の前代表取締役と営業本部長が、複数の取引先から計10億2600万円を不正に受け取っていたと発表した。前代表については10月30日付で解任しており、営業本部長も今月26日付で懲戒解雇処分したという。

 MIXIが公表した外部の専門家による調査の報告書によると、問題は今年10月、外部からの情報提供をきっかけに発覚。調査の結果、2018年~24年にかけて、前代表が取引先9社から計3億5700万円、営業本部長が7社から計6億6800万円を、自分たちの関連会社を介するなどして受け取り、不当に利益を得ていたと判明したという。2人は金銭の受領を認めているという。

 報告書は、2人が取引先との…

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