サッカーJ1・サンフレッチェ広島は1日、ホーム最終戦で札幌を5―1で破り、優勝への望みを8日の最終節につなげた。21年間の現役生活にピリオドを打つ青山敏弘選手の引退セレモニーが試合後あり、青山選手はピッチ中央から感謝の思いをサポーターに伝えた。
青山選手は岡山・作陽高校から入団し、広島一筋で3度の日本一や日本代表を経験。JリーグMVPにも選ばれた。手厚いファンサービスで知られ、多くのサポーターを魅了してきた。この日は試合後半から途中出場し、キャプテンマークをつけた。
青山選手は試合後のあいさつで「皆さんの支えに、何度も助けられました。何度も立ち上がることができたのは、皆さんがいたからです。ずっと皆さんに認めてもらえるよう、プレーしてきました。皆さんの笑顔のためにプレーできることが、何より幸せでした。みんな大好きだよ」と語った。
最後に「21年間の最高のサッカー人生をありがとうございました」と締めると、大きな拍手を浴びた。
