前半、川崎の脇坂泰斗(手前)は浦和のグスタフソンと競りながらゴールを狙う=日刊スポーツ

 (3日、サッカーJ1 川崎フロンターレ3―1浦和レッズ)

 前半18分に奪ったリードを、川崎は簡単に手放した。DFの背後を突かれて失点。前半のシュート数は4対10。次の失点がいつ生まれてもおかしくない展開だった。

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 「本来のやり方ではないのですが」と鬼木達監督が後半に変化をつける。浦和の配球役グスタフソンを消すため、遠野大弥にマンマークを命じた。形勢はじわじわと反転した。

 伏線があった。

 前日の練習後、けがを抱える…

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