
ブリンケン米国務長官は21日、上院外交委員会の公聴会に出席し、イスラエルのネタニヤフ首相らへの逮捕状を請求した国際刑事裁判所(ICC)に対し、米議会と連携して「適切な対抗措置」を検討する考えを示した。議員からはICCに制裁を科すよう求める声が上がっている。
ブリンケン氏は、ICCの判断について、「極めて誤った決定だ」と指摘した。パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスを同一視するのは「恥ずべきことだ」と強く批判。超党派で協力し、対抗措置を検討する方針を表明した。
逮捕状請求を巡っては、バイ…