ケニアで、フェイスブック(FB)上の不適切な投稿を監視し、有害と判断した投稿を削除する「コンテンツ・モデレーター」という仕事をしていた140人以上が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神疾患と診断された。英紙ガーディアンなどが報じた。
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報道によると、診断を受けたのはFBを運営する米メタから業務委託を受けたケニアの企業の元職員ら。同社に不当に解雇されたなどとして、2022年にメタなどを相手取って起こした集団訴訟の一環で、首都ナイロビの裁判所に診断書が提出された。
診断した医師は「職員らは殺…