低酸素トレーニングに取り組むDeNAの山崎康晃(手前)=2025年1月21日、横浜市

 ベテランの域に入っても、成長への貪欲(どんよく)さは失っていない。

 DeNAの山崎康晃(32)はクローザー復帰をめざし、闘志をたぎらせている。

 今月下旬、横浜市内で練習を公開した。山崎を慕う4人の若手のチームメートらとともに、標高3、4千メートルの酸素濃度を再現する低酸素トレーニングで体をいじめ抜いた。

 練習を終えると誰もが倒れ込む過酷さだったが、「低酸素よりシーズン後半の方がよっぽど苦しい」と笑顔で語った。

  • あの日、山崎康晃は車を止めた 騒動でも変わらなかった「気遣い」

 名球会入りの条件となる通算…

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