ロシアで開かれている新興国グループ「BRICS」首脳会議は23日、昨年の加盟国拡大に続き、「パートナー国」枠の創設などを盛り込んだ共同宣言を採択した。ウクライナ侵攻については、「平和的解決に向けた提案に感謝する」と言及。ロシア軍に即時撤退を求めない、中国などの和平案を評価する形となった。
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BRICSは昨年、加盟国拡大を決定。これまでの5カ国からアラブ首長国連邦やイランなどを含む9カ国になって初の首脳会議を開いた。13カ国を「パートナー国」とすることでも合意した。
議長国ロシアのプーチン大統領は会議で、30カ国以上がBRICSとの関係強化に関心を示しており、欧米諸国を念頭に、「前例のないグローバルサウス(新興・途上国)の関心を無視するのは間違っている」と強調した。
ロシアや中国は、BRICS…