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ファンとの交流イベントで意気込みを語る安藤誓哉主将=2024年9月4日午後8時22分、松江市殿町、堀田浩一撮影

 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは4日夜、松江市殿町の県民会館でファン交流イベントを開いた。選手らは集まった約1千人のファンに意気込みを語り、悲願のB1制覇に挑む決意を新たにした。

 島根は昨季、西地区4位。3季連続でのチャンピオンシップ出場はできなかった。田中快CEOは「逃した日」を振り返りながら、「今シーズンこそ日本一になります。夢は必ず叶(かな)うことを証明したい」と語った。

 その後、2024~25年シーズンの主将を発表。今季は、ともにチーム4季目となる安藤誓哉選手と、パリ五輪に出場した豪州代表のニック・ケイ選手の2人体制で臨む。昨季に続き主将を務める安藤選手は「(ケイ選手は)僕に足りない部分を助けてくれる。より一層期待してください」。ケイ選手は「彼(安藤選手)からいろいろ学びながら、自分らしさを発揮したい」と抱負を語った。安藤選手は「優勝しか目指していない」とも話した。

 チームを率いて4季目となるポール・ヘナレヘッドコーチは「(今季の)この旅を一緒に楽しみつつ、一緒に戦っていきたい」とファンに呼びかけた。

 島根は10月5日、ホームの松江市総合体育館でレバンガ北海道(東地区)との開幕戦を迎える。(堀田浩一)

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