水泳教室の現場では、泳ぎ方を撮影して可視化する需要が増している。AIを交え、生徒や保護者の満足度を上げる手段が確立されてきている。
東京都内にあるスイミングスクール「コナミスポーツクラブ府中」では、25メートルプールを囲む壁と水中に、計12台のカメラが設置されていた。
小学校の低学年を対象にしたクラス。25メートルを泳ぎ終わった生徒がプールサイドでタブレットをのぞき込んでいた。画面に映るのは、いま、自分が泳いだ様子の映像だ。「自分ってこんなに(言われたことが)できてないんだ、って分かる」と小学3年生の女子生徒は笑った。
水中の様子も難なく 専用カメラが常時作動
水泳の上達は、生徒がフォー…