高知県四万十市中心部の天神橋アーケード街で、「西部地区高等学校総合芸術祭」が開かれた。中村、幡多農など7校の高校生約100人が参加した。
高校生の発表の場をつくり、地域にも貢献してもらおうと、場所を変えて毎年開かれている。47回目となる今年は、初めてアーケード街を会場とし、14日に美術や写真などの作品が並べられ、書道部の実演があった。
音楽部の演奏には市民や観光客から「アンコール」の声が飛んだ。テューバを吹いた中村高校1年の岡本朱里菜さん(15)は「アーケード街に音が響いて楽しかった」と笑顔だった。
演奏を指揮した山口愛教諭は「多くの人が近くで一緒に音楽を楽しんでくれて良かった。またここで演奏したいですね」と話していた。