「首脳同士の外交にはケミストリーが合うかどうかが、けっこう大きい」
かつて外務省を担当したとき、こう聞かされたものです。要は相性。だとすると、大丈夫かと気になるのは、来年1月に米大統領に返り咲くトランプ氏と石破茂首相の関係性です。世の中は「トランプ2.0」時代の日米関係をどう見ているのか、探りました。
朝日新聞社が12月14、15日に実施した全国世論調査（電話）でまず、共和党のトランプ氏が、現副大統領で民主党のハリス氏を破った、と大統領選の結果を紹介して、この結果がよかったと思うかどうか質問しました。
「よくなかった」という回答が46%で、「よかった」34%を上回りました。
トランプ氏が初当選した2016年大統領選の後の11月にも同様の質問をしています。その際は「よかった」20%、「よくなかった」44%。今回、「よかった」という回答がぐっと増えています。
男女別でみると、回答傾向が…
