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記者会見する長崎幸太郎知事=2024年12月19日午前11時47分、山梨県庁、豊平森撮影

 山梨県の長崎幸太郎知事は19日の定例会見で、自民党本部による「不処分」が決まった自らの政治資金問題について「こういう問題を二度と起こしてはならない。事務所の管理体制、私自身の監督を見直し、しっかりと対応していきたい」と述べた。

 この問題のけじめを付けるとして、長崎知事は自民党県連の役職を辞し、県連活動を自粛してきたが、「反省を示す期間は続いている」と述べ、県連活動の自粛を当面続ける意向を示した。

 一方、この問題が明らかになったことを受けて、1年以上開催していないとする政治資金パーティーについては、「そろそろ借金にも限界が出てきうる。できるだけ早く開催したい」と述べた。そのうえで、個人から政治資金を募る方法として「(飲食を伴うパーティーという形より)参加者と共に学ぶような、地道で真面目な政治活動の一環と受け止めてもらえるやり方を模索したい」と話した。

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