国民民主党の玉木雄一郎代表は26日の会見で、「103万円の壁」の引き上げをめぐり、総務省が全国知事会などに反対するよう「工作をやっている」と述べた自身の発言について、「全国知事会の皆さんに不快な思いを抱かせたとしたら、おわび申し上げたい」と陳謝した。
一方で玉木氏は、「ただ、知事会は特にそうだが、総務省が各首長に一定の説明をするということは通常行われていることだと思う」とも発言。「税収がこれだけ減りますよという話は（各知事には）当然言っているんだと思う」と述べた。
玉木氏の「工作」発言をめぐっては、25日に開かれた政府と全国知事会の会議で、出席した知事から不満が噴出。会長の村井嘉浩・宮城県知事は「総務省が我々に根回しをして、我々がコントロール下にいることは全くない」と反発していた。
地方税収減の指摘には「国が交付税で措置」と主張
自治体側が懸念する103万…
