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年間目標の「℃」ポーズで記念撮影する愛媛大学合唱団のメンバー。℃(ドシー)には「団員の熱意上昇」「体調管理の徹底」、ラテン語の「Clara(明るい)」「Candela(光り輝く)」「Clarus(鮮やかな)」といった言葉で表される声を目指す、という願いが込められているという=2024年11月16日、松山市、戸田拓撮影
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 第77回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の大学職場一般部門が23、24日に松山市で開かれ、23日は「大学ユースの部」に愛媛大学合唱団、「室内合唱の部」にFemale Ensemble Mandaelite(FEM)が出場する。

 FEMは、1955年創設の愛媛大合唱団の女声メンバーを中心に昨年結成されたばかり。メンバーが一部重なる2団体が、そろって地元で晴れ舞台にのぞむ。

「苦しみと希望」表現

 混声の愛媛大合唱団は長年、大学合唱団が少ない四国で大きな存在感を示してきた。団によると今回で全国大会出場は38回目。

 しかし近年は、団運営にコロナ禍などが影を落とした。昨年度は団内で議論した結果、コンクール参加を取りやめる代わりに定期演奏会やイベント出演に力を入れる方針を選んだという。

 コンクール復帰を決めた今年…

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