石破茂首相は21日、南米ペルー、ブラジルでの8日間の外遊日程を終え、帰国した。10月のラオス訪問に続き、就任後2回目の外遊。米中首脳らとの会談などで一定の成果をあげたが、外交経験の乏しさからか、同行記者の目には国際会議での動きがぎこちなく映る場面もあった。
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石破氏は15～19日、ペルーでアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議、ブラジルで主要20カ国・地域首脳会議（G20サミット）に参加。この間、米中を含む10カ国と二国間会談を行った。
今回の外遊には次の二つの成果があるだろう。
一つは、中国の習近平（シー…
