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提供されたスパイクを持つセレッソ大阪のレオセアラ選手(右)とFGAの橋本拓弥社長=FGA提供
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 「推し」のJリーガーとサポーターをつなぐ架け橋になりたい――。

 徳島県吉野川市鴨島町の会社「FOOTBALL GEAR AGENCY」(FGA)が、サポーターから集めた支援金でスパイクを購入してJリーグ選手に提供する事業を始めた。

 支援は年5千円から20万円まで、5種類のプランがある。1万円以上でそれぞれ返礼品があるが、10万円以上のプランでは、選手の自筆サイン入り使用済みスパイクが贈られる。20万円ではスパイクに加え、選手からのビデオメッセージも付く。

 年10足程度は必要というJ選手のスパイクを直接支援しつつ、サポーターにも「推し活」のように楽しんでもらおうと、市出身の橋本拓弥社長(33)が企画し、1月にFGAを設立した。

 10月末までにJ1とJ2の選手18人と契約し、サポーターも約60人が加入したという。

コレクション400足超の趣味が始まり

 小中高とサッカーをしていた…

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