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黒光りするほど磨き上げられ静態保存されているD51蒸気機関車=2024年11月16日午後0時52分、北海道安平町追分柏が丘、松本英仁撮影
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 北海道内産石炭の積み出しなどで活躍した蒸気機関車D51を静態保存し、町の鉄道資料館を併設する北海道安平町の「道の駅あびらD51ステーション」で鉄道模型フェスが17日まで開かれ、大勢の鉄道ファンや家族連れでにぎわっている。

 「札幌急行鉄道模型クラブ」(美ノ谷忍代表)の会員約10人が、約100種類の鉄道模型を出展、会場内に2路線、総延長計75メートル超のNゲージ(幅9ミリ)の線路上を走らせている。春と秋の道の駅恒例行事になっており、「鉄道お宝市」なども同時開催中だ。

 線路の「敷設」だけで5人で約5時間かかったといい、道内各地の駅の精巧なジオラマもある。磨き上げられ黒光りするD51が壁一枚を隔てて隣にあり、美ノ谷代表は「気分が乗って開催のたびに規模が大きくなっている」と話していた。(松本英仁)

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