米国のトランプ次期大統領は13日、新政権の司法長官にトランプ派の代表格として知られるマット・ゲーツ下院議員(42)を指名した。また、外交を担う国務長官には事前に報道されていた通り、マルコ・ルビオ上院議員(53)を選んだ。
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司法長官の指名にあたり、トランプ氏は声明で「米国において、司法制度の党派的な武器化に終止符を打つことほど重要な問題はない」と述べ、ゲーツ氏が司法省の「組織的な腐敗」と戦うことに期待を寄せた。
トランプ氏は自らが刑事訴追されたことを受け、バイデン政権が司法を政治的な「武器」として不当に使っていると批判してきた。起訴に関わった司法省の職員への報復も示唆しており、司法長官人事は注目を集めていた。
ゲーツ氏は下院共和党のなか…