写真・図版
経済対策をめぐり協議する自民党の小野寺五典政調会長(中央右)、公明党の岡本三成政調会長(右から2人目)、国民民主党の浜口誠政調会長(左から2人目)ら=2024年11月12日午後3時30分、国会内、岩下毅撮影

 自民、公明と、国民民主の3党の政調会長は12日、国会内で初めて会談し、石破政権が月内のとりまとめをめざす総合経済対策について協議した。与党が示した原案には、国民民主が求める「103万円の壁」対策の明確な記載がなく、国民民主側は盛り込むように要求した。与党にとっては、どう盛り込んで合意を見いだすかが焦点で、週内に再協議する。

 政府・与党は当初、経済対策について14日の閣議決定をめざしていたが、国民民主と合意が得られる見通しが立たないため、先送りする。

 国民民主の浜口誠政調会長は…

共有