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かわさき宙と緑の科学館で久保愼太郎館長からプラネタリウムの説明を聞く秋篠宮家の次女佳子さま=2024年11月1日午後4時25分、川崎市多摩区、代表撮影
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 秋篠宮家の次女佳子さまが1日、川崎市川崎区で開かれた全国都市緑化祭の記念式典に出席した。佳子さまは「長年にわたって築かれてきた都市の貴重な緑を大切にする活動が、次の世代に引き継がれ、緑あふれる街で、人と人とがつながっていく姿を思い描いております」と述べた。

 式典では、地元の市立宮前小学校の6年生7人が都市緑化宣言をした。1人ずつ交代で学校での緑化活動などを説明し、かけがえのない緑を「守り、育て、次の100年につなげていくことを、ここに宣言します」と声をそろえた。

 終了後、佳子さまは近くの富士見公園で記念植樹をした。地元の市立富士見中学校2年生2人とともに、「舞姫」という品種の桜の苗木にスコップで土を3回かけ、水差しで水をかけた。

 佳子さまは退出する際、都市緑化宣言をした宮前小の6年生たちの前で立ち止まり、言葉を交わした。児童たちによると、「緊張しましたか?」「がんばりましたね」と声をかけられたという。

 一緒に記念植樹をした富士見中の中沢海琉(かいる)さん(13)は「最初は緊張していたが、佳子さまから、何をするのが好きですか、などと優しく声をかけてもらって緊張がほぐれた」と振り返った。中村明莉(あかり)さん(14)も「緊張したが、貴重な経験ができて、とても楽しかった」と話した。(稲石俊章、佐藤英法)

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