平日の酒販売は2時間だけ――。ロシア北西部ボログダ州のフィリモノフ知事は29日、平日の酒販売を正午~午後2時に限定する規制案を発表した。ロシア下院議員が全国に広げるべきだとの考えを表明するなど、大きな議論となっている。
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ロシアでは、酒の販売は午前8時~午後11時に認められている。州議会が規制強化に賛成すれば、来年3月から実施される。土日と休日の販売時間は変わらない。
フィリモノフ氏は「過去1年間で州の人口が7500人減った。勤労世代の死因は71%が酒に関連する」と飲酒の弊害を強調。「ボログダとロシア北部が死滅しつつある」とまで訴えた。
過去4年間でアルコールを販…