北朝鮮が31日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと発表しました。日本の防衛省は、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとしています。今回の発射の狙いについて、北朝鮮の政治や外交に詳しい、南山大学の平岩俊司教授に聞きました。
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北朝鮮は、今回のミサイル発射で技術力の向上を示し、(11月5日の)米大統領選挙後を見据えて米国との交渉力を高める狙いがあったとみられる。ICBMで飛行時間を過去最長までのばしたことは、米国全土を射程に入れたミサイルの能力をさらに向上させたという、北朝鮮のメッセージだ。
北朝鮮は最近、(ウクライナ…