国連安全保障理事会は29日、イスラエル・パレスチナ問題に関する会合を開き、イスラエル国会が28日に可決した国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内での活動を禁止する法への批判が相次いだ。イスラエルを支援する米国を含む15の理事国全てが懸念を表明した一方、イスラエルは正当性を主張し、議論は平行線のまま終わった。
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会合ではイスラエルに対する厳しい言葉が続いた。英国のウッドワード国連大使は「UNRWAを弱体化させたり劣化させたりしようとする試みを明確に拒否する」と発言。マルタのフレーザー国連大使も「UNRWAに対する措置は撤回されなければならない」と述べた。
イスラエルに軍事支援を続け…