第77回秋季北海道高校野球大会(北海道高野連など主催)の全道大会は23日、大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で準決勝があった。
東海大札幌は一回に4点を先行すると、今夏の南北海道代表、札幌日大を破った。決勝進出は2年連続。昨秋の優勝校、北海は八回に駒大苫小牧を突き放し、3年連続で決勝に進んだ。
決勝は2年連続同一カードで、同球場で24日午前10時、試合開始予定。(鈴木優香)
この夏、甲子園出場を果たした札幌日大が準決勝で姿を消した。
一回に満塁から適時三塁打を許すなど4失点。森本琢朗監督は「もうちょっとローゲームにしたかったが、序盤でだいぶやられてしまった」と振り返った。
五回までを投げた新エース、高坂大輔投手(2年)は「立ち上がりが自分の課題だったのに」と悔やんだ。ただ二回以降は立ち直り、打っては六回、2点を返す適時打を放った。「春に向け、食事やウェートなどでフィジカル面を強化して、体重を10キロくらい増やしたい」と話した。(鈴木優香)