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気勢を上げる有権者=2024年10月15日、福島県石川町、斎藤徹撮影

 区割り変更に伴い、新しい福島2区は、大臣経験のある与野党の大物政治家同士の選挙戦となる見込みだった。ところが、衆院選直前に、自民前職が引退を表明した。顔ぶれの変化で選挙戦は難しくなったという声も。現場を取材した。

福島2区候補者一覧

丸本 由美子 62 共産新 (元)須賀川市議

玄葉 光一郎 60 立憲前(10) 比 (元)外相

根本 拓 38 自民新 比 弁護士

 届け出順。敬称略。氏名の後は投開票日(27日)時点の年齢。比は比例区と重複立候補。カッコ内の数字は当選回数。

父の地盤継いだ根本氏

 15日の衆院選公示日。自民党候補の根本拓氏(38)は、福島県郡山市など福島2区内の各地で、声を張り上げた。

 「この選挙は未来を切り開く…

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