• 写真・図版

 大谷翔平と山本由伸のドジャース、千賀滉大のメッツによる大リーグ、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズの第3戦は、舞台をメッツの本拠ニューヨークに移し、16日午後8時8分(日本時間17日午前9時8分)から行われる予定だ。

 15日は移動日で、両チームともメッツの本拠シティーフィールドで調整した。大谷と両チームの監督、第3戦の先発投手、メッツの遊撃手でMVP候補に挙げられているリンドアが記者会見に臨んだ。

 大谷がニューヨークで試合をするのは、今年6月のレギュラーシーズン(RS)でのヤンキース戦以来。現地記者からは大谷に関する質問が相次ぎ、背番号17のプレーが、今シリーズの勝敗に大きく影響を及ぼすと考えていることがうかがえた。

  • 闘争心むき出しの幼少期 打者大谷翔平のために選別された特別な球

 最初に会見したのはメッツの予告先発セベリーノ。

 「素晴らしいシーズンを送った打者・大谷」に対しての対策を問われると、「彼は素晴らしい打者なので、慎重に投げる必要がある。同じ右投手のダルビッシュの投げ方から学んでいる。彼は10種類の球種を持っている。(自分とタイプは違うが)自分の投げる場所を選び、実行できればうまくいく」と話した。

 大谷は、ポストシーズンで27打数6安打、1本塁打5打点とRSほど飛び抜けた数字を残せていない。両監督には、こんな質問が飛んだ。

 「ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ジャッジのような大物スターと同様、大谷がPSで苦戦しているのはなぜだと思うか?」

 メッツのメンドーサ監督は…

共有