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 第77回秋季東北地区高校野球大会は12日、福島県いわき市のヨークいわきスタジアムなどで開幕し、1、2回戦の計6試合が行われた。

 山形中央(山形)は大曲工(秋田)と無得点のまま延長タイブレークに突入、十回無死満塁で木村が中犠飛を放ちサヨナラ勝ち。仙台育英(宮城)は、井須と吉川の両左腕の継投で弘前学院聖愛(青森)に得点を許さなかった。聖光学院(福島)は16安打で能代松陽(秋田)を突き放した。

 久慈(岩手)は六回、学法石川(福島)の失策を突き4点を挙げた。東日大昌平(福島)は14安打で東北学院榴ケ岡(宮城)との打撃戦を制した。昨年大会覇者の青森山田(青森)は序盤、古川学園(宮城)に一時逆転を許したが、長短打をつなぎ得点を重ねた。

 大会には18校が出場。8日間の日程で開催され、決勝予定は19日。(斎藤徹)

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