【マンガ動画】西日が差す放課後の教室で行われていたことと言えば…

写真・図版
オカルトブームに大流行したこっくりさん

 こっくりさんは、悩み事を解決しようとする複数の人が十円玉に指を置き、「こっくりさん、こっくりさん」と唱えながら、鳥居の絵や文字が書かれた紙の上をなぞる遊びです。十円玉が何かに導かれるように文字の上を通過すると、メッセージが伝えられ、その悩みについて言い当てるとされています。

 1970年代半ば、オカルトブームとともに流行したこの遊びは、放課後の教室で小中学生を夢中にさせました。動画の中でも西日が傾き、カラスが鳴く中、こっくりさんを楽しんでいる男子学生たちが登場します。どことなく不気味で、なにかよくないことをしている雰囲気にわくわくしていることが見て取れます。

 このような、こっくりさんの起源はいつなのか、そしてなぜ心霊現象と結びつくようになったのか、さまざまな疑問について考えています。

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