福岡、大分、熊本3県を舞台とする国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2024」が11日開幕した。カザフスタンや米国などの海外勢を含む17チームが参加し、初日は北九州市で周回レースがあった。
国際自転車競技連合(UCI)の公認レース。初戦は、小倉城周辺を25周して45キロを走る「小倉城クリテリウム」で、100人近い選手たちが観客のすぐ目の前を集団で風のように走り抜けた。沿道からは「速い、速い」と驚きの声も。「ゴーゴーゴー」「がんばれー」と声援や拍手が送られた。
大会は九州経済連合会会長や各県知事らでつくる実行委員会と、一般社団法人ツール・ド・九州が主催。12日は大分(138キロ)、13日は熊本阿蘇(108キロ)、最終日の14日は福岡(141キロ)の各ステージがある。(小島達也)