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パレスチナ自治区ガザなどでの即時停戦を訴え、JR大阪駅前に集まったデモの参加者たち=2024年10月7日午後7時30分、大阪市北区、田辺拓也撮影
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 イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始から1年となる7日、即時停戦を訴えるデモが大阪市北区のJR大阪駅前であった。犠牲者が増え続けるパレスチナ自治区ガザや、新たに戦火が広がるレバノンでの平穏を願い、約350人(主催者発表)が集まった。

 昨年10月12日から月1回程度デモを続ける市民グループ「関西ガザ緊急アクション」が呼びかけた。「フリー・フリー・ガザ」「ノーモア・ジェノサイド」――。パレスチナの旗やボードを手にし、かけ声を繰り返した。

 デモを始めた一人、同志社大嘱託研究員の役重善洋さん(52)は「私たちは本当に非道で、残酷で、異常で、人の命を命ともみなさない冷酷な世界に生きている」とスピーチ。国際社会で戦争を止めるために、「様々な差別・抑圧の下で分断されている人々の連帯こそが大切だ」と訴えた。(花房吾早子)

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