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地区シリーズでパドレスとの四回裏、ドジャースの大谷翔平はバットを折りながら中前安打を放つ=小林一茂撮影
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 大リーグは5日(日本時間6日)、ポストシーズンの地区シリーズ(5回戦制)が各地で始まった。大谷翔平と山本由伸のドジャースは、本拠ロサンゼルスで、ダルビッシュ有、松井裕樹のパドレスと対戦。大谷は「1番・指名打者」で先発出場し、1号3ランを含む5打数2安打の活躍で、チームの7―5での逆転勝利に貢献した。

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 大谷は3点を追う二回2死一、二塁、高めの97マイル(約156キロ)を振り抜いた。球の行方を確信したかのようにバットを放り投げ、歩を進める。112マイル(約180キロ)のライナーで右翼席に突き刺し、同点弾とした。

 大谷は再び追う展開になった四回には、中前安打で出塁。三塁まで進むと、2死満塁から味方の安打で同点の生還を果たした。

 先発のマウンドに上がった山本は、三回まで2ランを含む被安打5で5失点。最速97マイル(約156キロ)の直球に力はあったが、甘いコースをことごとく痛打された。

 松井の出番はなかった。6日午後5時3分(同7日午前9時3分)開始の第2戦は、ダルビッシュが先発する。(ロサンゼルス=高橋健人)

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