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会見に出席した(左から)三遊亭好楽さん、三遊亭王楽さん、林家木久扇さん=2024年9月30日、前田健汰撮影
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 来年2月に七代目三遊亭円楽を襲名する落語家の三遊亭王楽さん(46)が30日、記者会見で「五代目、六代目は知らない人がいないといっても過言ではない。大変な重圧だが、精進していく」と意気込みを語った。また、かつて五代目と六代目が出演し、父の三遊亭好楽さんも現在メンバーとして活躍中の人気演芸番組「笑点」についての「野望」も明かした。

 王楽さんは2001年に五代目円楽さんに入門し、09年に真打ちに昇進した。22年に死去した六代目円楽さんは兄弟子にあたる。

 王楽さんは会見で、「円楽」の名を風化させたくなかったと述べた。六代目は生前、「七代目は王楽さんに継がせたい」と周囲に話していたという。30日は六代目の三回忌でもあった。

 会見には父・好楽さんと、ともに笑点に出演していた林家木久扇さんも同席した。

 好楽さんは、王楽さんの本名は三代目円楽さん、芸名は五代目円楽さんが名付けたと明かし、「(名前を)大きくするのも小さくするのも当人の心構え」とエールを送った。

 林家木久扇さんは「彼が育っ…

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