写真・図版
市場の青果店に置かれたライチやマンゴー。ミャンマーの市場には新鮮な果物が多く並ぶ=2024年6月2日、ヤンゴン、笠原真撮影

@ヤンゴン

 5月からミャンマーの公用語・ビルマ語の教室に週1で通っている。1回55分の個人授業。ヤンゴンにいる時は対面、出張中はオンラインで。正直、ペラペラになる自信はないのだが、少しでもミャンマー人の本音に迫りたい、と思ったのがきっかけだ。

  • 私の行動、どこまで見られてる? 知人からの指摘 特派員メモ

 街で市民に話を聞く時は現地の助手が通訳してくれる。だが、3年前のクーデターで国軍が全権を握ってから、国軍を批判すれば拘束される恐れがあり、私のような外国人に対しては警戒心から口をつぐむ人が少なくない。そこで私がビルマ語をちょっとでも話せれば、多少心を開いてくれないだろうか? そんな淡い期待があって始めた。

 いざ学び始めると、難解さに…

共有