国連安全保障理事会は25日、イスラエルと、レバノンを拠点にしているイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘激化を受け、緊急会合を開いた。イスラエル軍による空爆でレバノンで多くの犠牲者が出ている状況を懸念し、即時戦闘停止を求める声が相次ぐ一方、イスラエルは攻撃の正当性を主張した。
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国連のグテーレス事務総長はレバノン保健省の発表として、イスラエル軍による連日の空爆で、レバノンで569人が死亡し、1800人以上が負傷したと安保理に報告した。「Hell(地獄)」という言葉を使って現場の混乱ぶりを表現した。
グテーレス氏は、双方に「殺…