米マイクロソフトのウィンドウズを搭載したパソコンが19日昼過ぎから相次いで異常停止した。国内各地でもこの影響とみられるトラブルが起きており、企業が対応に追われた。
国内外の影響について随時お伝えします。
格安航空会社ジェットスター・ジャパンによると、システム障害によって国内線約20便が欠航となった。
福岡空港(福岡市)ではこの日夕方、ジェットスターのカウンターに30人ほどが行列をつくっていた。成田空港行きの便について「システムトラブルのため、職員が手作業で搭乗手続きをします。身分証などをご準備ください」というアナウンスが流れると、少しずつ列は短くなった。
窓口のスタッフは、搭乗者の名前や行き先などをペンで書きこんだ航空券を作成するなど、慌ただしく対応していた。千葉県から観光で訪れていた男性(32)は、飛行機が飛ぶのかまだわからないと窓口で言われたといい、「明日から仕事なので必ず帰りたいが、他の航空会社の便は満席だらけ。困りました」と話した。
影響はほかの航空会社にも及んだ。
日本航空では予約管理システムに不具合が生じ、ホームページ上で国際線の予約の新規申し込みや変更・取り消しができなくなった。国内線についてもマイルを使った予約が同様にできなくなったという。担当者は「復旧のめどは立っていない。原因を調査中」とした。
JR西日本(大阪市)によると、午後2時22分ごろから、ホームページやアプリ上で列車の走行位置がわかるシステムに障害が生じ、「近畿エリア」の一部で列車が表示されなくなった。
ユニバーサル・スタジオ・ジ…