撮りためたオンライン会議の動画から、大事な発言部分を見直したいが、どこだったか――。そんな疑問にAI(人工知能)で答え、関連箇所を抽出してくれるサービスを、台湾拠点のベンチャー企業「KKカンパニー」が日本に導入した。
KKは東南アジアを中心に音楽や動画配信サービスを手がける会社で、日本のKDDIなどが出資。新サービス「ブレンドビジョン・エイム」は法人向けで、クラウド上にアップロードした動画の映像や音声を、生成AI技術で分析。利用者が会話形式で投げかける疑問に答える形で、動画の一部を抽出したり、要約をまとめて短縮版をつくったりする。料金は月12万5千円から。
例えば、会社のオンライン会議の要点をまとめた上で改善点を提示させたり、学習塾の膨大な講義動画から「○○の教え方」について探したりする使い方ができる。
動画の「文脈」を整理する肝…