レバノン南部を拠点にするイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの攻撃の応酬が激しさを増す中、イスラエル軍は18日、「レバノンへの攻撃計画が承認された」と発表した。米国などが事態の沈静化に向けて外交交渉を続けるが、本格的な戦闘への発展に懸念が広がっている。
攻撃計画の内容は明らかになっておらず、イスラエルメディアは計画の承認は攻撃の開始を意味しないと伝えている。
ヒズボラは18日、イスラエル北部の第3の都市ハイファ上空から無人機で撮影した映像などを公開し、さらなる攻撃を示唆。イスラエルのカッツ外相は18日のX(旧ツイッター)への投稿で、ヒズボラとの戦闘について、「ルールを変える時期が近づいている」と警告した。
イスラエルとヒズボラの攻撃…