5月の定例世論調査(18~19日、電話)では、岸田内閣支持率が24%と相変わらずの低空飛行だっただけでなく、自民党の評価もさんざんでした。その原因が「政治とカネ」をめぐる同党への不信にあることは言をまたないでしょう。
自民党の支持率は24%で、衆院選比例区の投票先として自民を選んだのは26%。ちょうど1年前の5月調査ではそれぞれ33%、36%だったので、すっかり様変わりしました。
今回の調査を開始する前日の5月17日、自民党が政治資金規正法改革案を国会に提出しました。党総裁でもある岸田文雄首相は「実効性ある改革案」と自画自賛しましたが、有権者はどう感じたのでしょう。
質問作りの作業では、自民法…