地域の食材を使っためん類の店「阿波そらそば」(徳島県小松島市)が、県産春ニンジンを使った期間限定メニュー「春にんじんそらそば」を作った。7月末まで1日限定10食で提供する。

 JA徳島県から、コラボの相談があり、店主の原田剛さん(51)が出荷量全国1位の春ニンジンに目を付けた。

 割れたり形が悪かったりして出荷できないものを買い取り、ポタージュ風スープに加工。鮮やかなニンジンの色みを生かすため、新たに作った塩だれと合わせた。

 麺は半田そうめん。トッピングにはニンジンソテーやチャーシューのほか、ウサギの形のクラッカーもあり、写真映えもばっちり。4月末に発売すると、ニンジンが苦手な子どもにも好評だという。原田さんは「県産春ニンジンの知名度アップにつながれば」と話す。

 営業は小松島市神田瀬町のうどん店「たの久」(電話0885・33・3591)の店舗で、土・日曜日の午後6時~8時半。

 阿波そらそば https://www.tanoq.com/sorasoba別ウインドウで開きます(相江智也)

共有