バルト三国のリトアニアで12日、任期満了に伴う大統領選の投開票があった。現職のギターナス・ナウセーダ大統領(59)が大きくリードしたが、候補8人の得票率はいずれも50%を超えなかった。上位2人による決選投票は26日に実施される。
決選投票に進むのは、2019年から現職のナウセーダ氏と20年から首相を務めるイングリダ・シモニテ氏(49)。リトアニア中央選挙管理委員会によると、得票率はナウセーダ氏が44.1%、シモニテ氏が19.9%だった。有権者は約240万人で、投票率は59.3%。
ナウセーダ氏は無所属で左派…