【ロンドン共同】国際統括団体のワールドラグビー(WR)は8日、今夏のパリ五輪7人制の審判団を発表し、元女子日本代表で2016年リオデジャネイロ五輪に出場した桑井亜乃さん(34)が名を連ねた。WRによると、選手とレフェリーの両方で五輪に参加するのはラグビーで初。女子の試合を担当する。
桑井さんは北海道出身。7人制が初実施されたリオ五輪に出場した。引退後はレフェリーを務めている。
日本協会を通じ「選手から3年前にレフェリーに転向した時から、五輪でピッチに立つことを目標に取り組んできた。プレーヤーのパフォーマンスを最大限に引き出せるように、ベストを尽くす」とコメントした。(共同)